2017年 天皇賞[春](G1)【あてたろう】予想とレース回顧【的中】

的中したレース G1レース

今日のあてたろう予想!

古馬の最強ステイヤー決定戦。
近年では単勝1倍台の断然人気馬がことごとく馬券圏外に敗れるという波乱の決着が多い傾向にある。
かつ「2強対決」と前評判が高いほど、どちらかがコケるというパターンを嫌と言うほど見てきた。
(因みにオルフェーヴル、ゴールドシップ、キズナなどがソレだ)
また、過去10年の天皇賞[春]の1番人気の成績は(0.0.1.9)って…。
「勝率0%」「連対率0%」「3着内率10%」と大不振である…どうする!?

そんなオレの予想は…。

◎[3番]キタサンブラック
年度代表馬の貫禄を見せた前走の大阪杯(G1)
正直、3ヶ月ぶりの本番で先を見据えた仕上げだったことは想像できた。
「取りこぼしもある」と思えたが、そんな事は憂鬱に終わった。
レース後のライバル陣営のコメントも「勝ち馬が強すぎた…」と。
ひと叩きしたことでガス抜きも完了、状態は前走以上だろう。
更に好枠の「3番」も外枠のサトノダイヤモンドと比べても明らかに有利だ。
3戦3勝の京都、たとえマンマークされても直線の平坦を利して最後の最後まで粘り抜く!

◯[6番]シュヴァルグラン
昨年のこのレースは勝ち馬キタサンブラックに0秒2差の3着。
昨年は臨戦過程が短期放牧を挟んでの出走だったが、今年は在厩調整。長距離戦に対応できるよう、2週続けて併せ馬、更に今週は坂路でしっかり負担をかけてきた。
力をつけた今なら、前走の阪神大賞典(G2)の再現の可能性は十分にある。
因みにハーツクライ産駒はこの近3年で「5頭」が馬券対象に絡んできている。
今年は同馬を含めて3頭がエントリー、その中で最も期待値が高いのはこの馬だ!

▲[15番]サトノダイヤモンド
前走の阪神大賞典(G2)3000mの勝ち時計は3分2秒6。
これは2001年にナリタトップロードが叩き出したレコードタイムに僅か0秒1差だ。
レース内容も緩い流れが全くない「稀にみる超消耗戦」でスタミナを要求される展開でもきっちりと結果を出した。
今が伸び盛りの明け4歳、完璧なレース運びでイメージ以上の成長曲線を描いている。
春はこの天皇賞が最大目標、追い切り後のルメールも「これでトップコンディションになった」とキッパリ。
現役最強馬の称号を手に、秋の凱旋門賞へ歩みを進める!

注[16番]レインボーライン
初重賞制覇となった昨年のアーリントンC(G3)からNZT(G2)→NHKマイルC(G1)3着。
この流れからマイル路線を歩むかと思いきや、夏の札幌記念(G2)を叩いて菊花賞(G1)へ。
その菊花賞では勝ち馬サトノダイヤモンドには0秒4離されたが、9番人気ながら2着と激走。
父ステイゴールドと同様に小柄な馬体だが、勝負根性はピカイチのモノがある。
前走の日経賞(G2)では直線でインを狙ったが、前が開かずにかなり外に持ち出す格好に。
それでも0秒3差の4着まで伸びてきた。
常に一生懸命に走る同馬の根性を買う!

△[1番]シャケトラ
強い関東勢が揃っていた前走の日経賞(G2)は上がり3F35秒0とかかったが、他の馬が止まって見えた。
それだけ圧巻のレースだったということか。
それがデビュー6戦目だったことを踏まえれば、器の大きさが伺える。
同馬の父マンハッタンカフェは菊花賞→有馬記念→天皇賞と一気のG1「3勝」を果たした。
その時と似た感覚というか、底知れない上昇度を感じる。
完成形は未だ先かもしれないが、想像以上に良化しているのも事実。
(今日の不安材料とすれば、いきなりこのメンバーで58kgの斤量がどう影響するか…)
リーディング独走の角居厩舎が2強の牙城を崩すことができるか。

【3連複5頭BOX】
[1番][3番][6番][15番][16番]
ホントは「軸1頭ながし」にしたいが…。

勝馬投票の購入および資金配分は自己責任です。
関連する事項によって生じた如何なる損害についても、当局は一切の責任を負いません。
結果は…。
1 ?着 ◎[3番]キタサンブラック
2 ?着 ◯[6番]シュヴァルグラン
3 ?着 ▲[15番]サトノダイヤモンド
9 ?着 △[1番]シャケトラ
12着 注[16番]レインボーライン

やはりディープ産駒には鬼門のレース。
サトノが負けたのは距離適性だけ。

?シャケトラはキャリアの差か?一気のメンバー強化と58kgがキツかったか。
?レインボーラインは「ダメな時のミルコ」だったわ。
出負けした時点で馬よりも人が戦意喪失してたな。

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