どうも、俺の当たる競馬予想のあっぷるです。
芝を求め敢えて“未勝利戦”でデビューを迎えます。父はモーリスで母ルフォールの2021となるルトゥールをご紹介したいと思います。
ルトゥールのプロフィール
馬名:ルトゥール(3歳・牝馬)
馬主:社台レースホース
管理:中内田調教師
生産:社台コーポレーション白老ファーム
募集額:3,200万円
父:モーリス
母:ルフォール
母父:キングカメハメハ
デビュー日:2024年2月11日(日) 京都 芝1600m(未勝利戦)
鞍上:ルメートルジョッキー
先週は産駒未勝利も、きさらぎ賞で3着
父はモーリスで先週の新馬戦には2頭出走し、オトコギアンパンが3着にレーヴァティンが11着。また未勝利戦には4頭出走で、マテンロウブラボーとハヤブサソンタクンが共に4着、ガロンヌが7着とローレルロイズが12着。また1勝クラスへの出走馬はなく、エルフィンS(L)にエリカエスティームが出走で3着。きさらぎ賞(G3)へ2頭出走でシヴァースが3着とテイエムリステットが9着で、産駒として勝ち星は挙げる事ができませんでした。また、今週末の共同通信杯やクイーンCへ産駒の出走馬がないだけに…先週のきさらぎ賞であわやのハナ差の3着だったシヴァースは奇しくも勝ちきれず惜しかった。その他現産駒筆頭格のシュトラウスが次走どこへ使われるかも気になりますが、この世代がクラシックでどんな結果を出すか気になります。
祖母は、重賞勝馬のベルーフを輩出の血統
母はルフォールでキングカメハメハ産駒。また、祖母のレクレドールからは京成杯(G3)勝ちのベルーフがいる血統ですね。現役時は、ローズS(G2)であのスイープトウショウやダイワエルシエーロを押さえ重賞初制覇。またクイーンS(G3)でもあのヘヴンリーロマンスを押さえ重賞2勝目を挙げ、通算27戦4勝で引退し繁殖入り。その繁殖生活では、初仔の2020産シャンデュヴァン(父ドレフォン/牝馬)は3戦0勝で登録抹消な状況です。因みに2022産はブリックスアンドモルタルを配合も産駒に恵まれず、2023産はエピファネイアを配合された牝馬が誕生していますね。
敢えて“芝の未勝利戦”でデビューを…
そんな中、モーリスを配合されたルトゥールが今週末のデビューが決まりましたね。馬主は社台レースホースで募集額は3,200万円、預託先は初管理ながらよもやの中内田調教師ならば関係者の期待値は高いという事と勝手に勘ぐってしまいます。また、そのデビュー戦が11日(日)の京都芝1600mの未勝利戦を敢えて選び、鞍上はルメートルジョッキーを確保。この馬の適正からダート新馬戦ではなく敢えて芝の未勝利を狙ってきた感じでしょうか。ゲート試験は昨年11月下旬頃に合格から、ようやくこのデビューまでここまで漕ぎ着けた感じ。過去皮膚病や軽度の脚元の故障、更に気性面等など多々色々とあった様ですね。それでも調整を重ねた事で動きも良く、デビュー戦から楽しみな馬へと成長してきた印象。初戦でどんな走りを魅せるか楽しみです!