今日のあてたろう予想![其の壱]
このレースのキーワードは『ノーザンファーム』生産馬。
とにかく2歳女王決定戦で圧倒的な存在感を示している。
ノーザンファームの設立は1994年だが、強くなったのは阪神JFが「外回り」になってからのようだ。
2007年以降は必ず生産馬がエントリーし、伏兵まで馬券に絡む驚異的な連対率。
昨年は1番人気のロカが?着に敗退し、連続連対記録は途絶えたが、これまで過去8年で6勝。
ほぼ『独占禁止法違反状態』だ(笑)
ちなみに今年の対象馬は…3頭いますね。
そんなオレの予想は…。
◎ ?ブランボヌール
戦績は3戦2勝3着1回『G3 函館2歳S』の勝ち馬。
前走『ファンタジーS』は単勝2.8倍の1番人気ながら不本意な?着。
実績上位で本賞金1900万はメンバートップ。
「母父 サクラバクシンオー」
ん?最近なんかあったな?
そう!キタサンブラックもソレダ。
「1200mで2連勝、1400mで?着」の戦績から、距離が延びるとどうか?
という偏見を持つと痛い目に合いそうだ。
その裏付けは『函館2歳S』の勝ち方が秀逸だからこそ。
後方から位置取りを上げ、直線だけで3馬身半差。
マイルかそれ以上の距離での勝ちパターンを1200mで完璧に展開した。
そもそも前走は「勝てればラッキーのひと叩き」出走。
牝馬の叩き2戦目、状態も最高潮で使われた上積みは大きい。
ヤスナリが混戦を断つ!
◯ ?メジャーエンブレム
過去にこのレースを制した「ウォッカ」と「ブエナビスタ」
以降、牡馬顔負けの活躍を見せた名牝だ。
これらの活躍馬に共通していた点は『直線の坂を全く気にしていない』ところ。
「そもそも坂なんてあったっけ?」
と、言わんばかりの走法はトモの力が強くないと出来ない芸当だ。
また、ウォッカとメジャーエンブレムには通ずるものがある。
490kg台と牡馬顔負けの好馬体を誇ることだ。
能力の高さは一級品だが、前走はデンコウアンジュの鬼脚に屈した格好。
大外枠が仇となったか、壁が作れず終始かかり気味。
この展開はルメールも予想外だったが、負けて強しの内容。
ポイントはゲート裏の輪乗り。
そこでリラックスできていれば勝機!
▲ ?アドマイヤリード
2歳牡馬の評判馬『シルバーステート』を新馬戦で破った。
という実績はモチロンだが、それ以上に注目したい点がある。
[松田博資 厩舎]の阪神外回り芝1600mに関する驚異的なデータだ。
ハナシが長くなるのでザックリ解説すると…。
このレースには昨年を除く8年間で計10頭が出走させていた。
そのうち3頭が勝ち馬、2頭が2着、1頭が3着馬。
つまり、同厩舎は血統も能力も違う10頭もの牝馬を
【1】12月のここに合わせてローテを組む
【2】賞金加算は必須科目
【3】G1に向けて仕上げる
これで10頭中の6頭を『好走させている』実績。
全厩舎中、トップクラスのノウハウを誇る。
残念ながら、マツパク厩舎は来年2月で解散となる。
ラストイヤーの阪神JF、もちろん今年は過去の集大成だ!
孫のように可愛がっている菱田を連続起用したところにも男気を感じるわ。
注 ?キャンディバローズ
410kg前後の小柄な馬体の割にデビュー2戦はタフさが要求される札幌の洋芝で好走。
2戦目の未勝利勝ちはレコードタイムのおまけつき。
前走のファンタジーSでは好位から測ったかのような差し切り勝ち。
3戦全ての走りから相当な『センスの高さ』が伺える。
追い切りの動きは中身の成長を感じさせる内容で力強さが段違いに倍増。
ちなみに「産まれてすぐ交通事故に遭ってしまった馬」らしいです(笑)
この経験からか?小柄な割に根性があるらしい。
前走で見せた『馬体を併せてからの競り合いで更にひと伸びする』
そのあたりに根性の片鱗が見受けられる。
最近、なんとなく乗れ出したアッゼニ。
来日してG1騎乗回数3回、???着の戦績では帰国できんよ(汗)
今日はミルコが不在、ガイジンはルメールとキミだけだぞ!
いよいよ大仕事をする時が来た!
△ ?ウインファビラス
前走のアルテミスSは余裕残しの仕上げで?着。
まずまずのステップを踏んで本番に駒を進めてきた。
さらに同馬のキャリアで評価すべき点は『新潟2歳S』だろう。
タフな馬場と展開だったにも関わらず、?着と健闘した。
その勝ち時計 1分33秒8は稍重馬場での2歳戦を考えれば、かなり優秀。
同日の古馬1000万特別より0秒3遅いだけだ。
勝ったロードクエストは別格として…。
0秒7差の4馬身離されたが、キツイ流れから粘り込んだ内容に価値がある。
鞍上の松岡は自身が初めてG1に出走した桜花賞の時、畠山先生の所属馬だった。
口には出さないが、渾身の騎乗で今日その恩を返す!
【3連複5頭BOX】?????
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