どうも、俺の当たる競馬予想のあっぷるです。
昨日に続き、今回も次週のデビュー予定馬を。父はガンランナーで母ノカゼの2022となるヤエギリをご紹介したいと思います。
ヤエギリのプロフィール
馬名:ヤエギリ(2歳・牝馬)
馬主:ラッキーフィールド
管理:福永調教師
生産:Sekie Yoshihara & Tsunebumi Yoshihara
父:Gun Runner(ガンランナー)
母:Nokaze(ノカゼ)
母父:エンパイアメーカー
デビュー予定日:2024年11月23日(土) 京都 ダ1800m
鞍上予定:松山ジョッキー
国内では数少ない産駒だが…
父はGun Runner(ガンランナー)で、ペガサスワールドCにBCクラシック等などG1・6勝馬。しかも米国での種牡馬としては、2021年にはファーストクロップが獲得賞金記録を樹立し当時話題になりました。そんな種牡馬だが先週の新馬戦及び未勝利戦への出走馬はなく、福島2歳S(OP)やデイリー杯2歳S(G3)への出走馬もなし。というのもこの2022産は僅か3頭の登録だから仕方ない。既にデビュー済みのブレスドナイルが、北出調教師管理でデビューしており4着まで。他には、新谷調教師管理のステアハートは10月にゲート試験を合格しデビューへ向け調整中。そして今回ご紹介のヤエギリが次週デビュー予定との状況。産駒は過去日本の馬場で13頭が勝ち星を挙げ、芝1200&1800mで1勝ずつにダ1200~1900mまでで勝利。やはり父の適正からもダートに偏っていますが、重賞ではバルクリチュードがフラワーC(G3)で3着と好走しています。ただ、古馬になって活躍する馬も出てきてるだけに日本のいる産駒もひょっとしたら…晩成傾向かも!?
エアアルマスが東海Sを、エアファンディアはリステッドを2勝
母はNokaze(ノカゼ)で米国産のエンパイアメーカー産駒で、その母Macarena Macarenaからは日本でデビューしダートで6勝(アルデバランS(OP)勝ち馬)を挙げたエアマックールがいる血統ですね。現役時は奇しくも思う様な活躍はできず、通算12戦2勝で引退し繁殖入り。その繁殖生活は何れも日本でデビューだが、初仔の2015産エアアルマス(父マジェスティックウォリアー/牡馬)が、東海S(G2)勝ちも含め中央で8勝を挙げたが先日登録抹消。またエアファンディア(父ハットトリック/牡馬)は、洛陽Sと都大路Sのリステッド2勝を含む6勝中。2018産エアサージュは4勝で、2019産のエアアネモイと2020産のエアメテオラと共に2勝と、デビューした馬は全て勝ち星を挙げているという素晴らしい繁殖牝馬。
初もの尽くしが逆に期待も!?
そんな中、ガンランナーを配合したヤエギリが来週末のデビューを予定としています。馬主は、“エア”の冠でお馴染みラッキーフィールドですがその冠を使用せず。逆に天の邪鬼の私は、預託先が長きに渡り産駒を管理していた池添調教師から初管理の福永調教師となれば逆に良い意味の方へ勘ぐってしまい期待値も上がります。気になるデビュー戦だが、23日(土)の京都ダ1800mで鞍上は松山ジョッキーを予定。ゲート試験は7月下旬に合格しており、福永師は馬を評価しつつ成長を加味し一度放牧へ。帰厩後は順調に調整されてる模様。初の牝馬がデビューを迎えそうで、初の福永調教師にこの血統初の“エア”の冠なしで初のガンランナー産駒。初もの尽くしだが、どんな競馬を初戦で魅せるか楽しみな1頭です。