2016年 秋華賞【あてたろう】予想とレース回顧

あてたろうの競馬予想結果 G1レース

今日のあてたろう予想!

3歳牝馬クラシック戦線は最後の一冠で春とは様相が変わるのか。
アクシデントで大物の名前が消え、唯一のG1馬が桜花賞馬ジュエラーのみ。
今日のポイントは「ローズS組」か「紫苑S組」なのかに尽きる。
確かに今年から重賞昇格を果たした紫苑Sではあるが…。
混戦ムードの中、オレは過去のセオリー通りに「ローズS組」を優位に見た!

そんなオレの予想は…。

◎[2番]ジュエラー
新馬戦を快勝→牡馬相手の重賞シンザン記念でクビ差の2着に善戦。
チューリップ賞と桜花賞では2戦続けてシンハライトとハナ差の接戦を演じた。
その後、骨折発覚によるオークスを断念せざるを得なくなった。
復帰初戦の前走ローズSはシンハライトと人気を二分し、3番人気以下は単勝15倍超という極端な状況だった。
結果は「先行して」まさかの11着と大惨敗を喫した。
病み上がりで乗り込み量も不足、「思ったより中身ができていなかった」と。
復帰初戦が最大のライバルとの再戦、おまけに初経験の重馬場と厳しい条件だったのは言うまでもない。
だが、これまでの「後方待機」から一転した戦法を取ったことに大きな意味がある。
メジャーエンブレム、シンハライトとライバルを次々と離脱させた春の激戦。
桜花賞馬が意地の変身を見せる!

○[15番]カイザーバル
前走ローズSは勝ちパターンから伸びそうで伸びきれなかった。
だが、空っ下手な「道悪馬場」でも馬自身が最後まで走るのを諦めていなかった。
調教助手も「良馬場なら突き抜けていた」と。
欲を言えば、前走のように内目の枠で脚をタメる競馬が理想だ。
馬場の軽い京都で同馬を狙わない手はないぞ!
因みに鞍上の四位はこのところ、ずっと騎乗回数を絞っている。
昨日は4鞍騎乗でオール掲示板。
今日はこのメインと最終12Rの2鞍のみだ。

▲[5番]レッドアヴァンセ
母エリモピクシーの全姉エリモシックは秋華賞2着かつ、エリザベス女王杯勝ち馬。
血筋を辿れば兄達は皆、京都の重賞勝ち馬だ。
同馬自身も京都実績(2.1.0.0)の淀巧者の血筋だ。
前走のローズSは馬体重プラス18kgで出走。
春からの成長分を含めてもまだ緩く映った。
エルフィンSを勝った時点で「今年の牝馬クラシックはこの馬で行く!」とユタカを断言させた馬だ。
(オークス時は海外遠征で不在だったな)
春先は馬体維持が最優先で攻めきれない中での結果。
陣営も「ラスト一冠、もう可愛がっていられない!」とビシバシにやったようだ。
秋華賞3勝のユタカに託す!

注[8番]デンコウアンジュ
脚質的にも展開に恵まれないとまだ脆い面を抱える同馬。
差し届かない場面が多く、実際にオークスでは9着ながら勝ち馬から0秒4差。
前走のローズSも休み明けながら勝ち馬から0秒4差の4着と馬場や状況を考えれば、健闘と言える着順まで脚を伸ばしている。
これまで「ロクに力を出し切っていない」レースが多く、真面に走れたのは昨秋のアルテミスSぐらいだろう。
「正直追い足りない」というローズSを叩いて急激な上昇を見せているこの中間。
京都の内回りコースでいかにあの最高速を引き出すか。
「先行争い」が激化しそうな今回、追えるウッチーの連続騎乗も心強い。
まとめてブッこ抜くチカラはあるぞ!

△[4番]パーシーズベスト
血統よし!枠順よし!記録よし!鞍上よし!
と、4拍子揃った同馬(笑)
血統は言うまでもない。
内枠有利が顕著な状況は先週の3日間開催で1?4番枠が11勝を挙げていた。
記録面では2走前の牝馬限定500万下の時計が超優秀。
阪神1800mで1分45秒3は1クラス上でも通用するもの。
今年の阪神1800mで3番目の時計らしい。
前走の紫苑Sは勝ち馬と1秒0も離された4着だが、一息入ってた影響で行きっぷりが悪かった。
(紫苑S組で買うなら「負けた馬」からが鉄則!)
更に鞍上のルメール、昨年の実績だが京都芝2000mで(9.5.2.3)連対率7割3分7厘。
今年は現時点で(4.2.2.3)連対率5割4分5厘の好成績だ。
ディープ産駒は4頭出走、その中でも最大の穴馬だ!

【3連複5頭BOX】
[2番][4番][5番][8番][15番]
狙いすぎかもしれんが、強気に攻める!

結果は…。
3着 ○[15番]カイザーバル
4着 ◎[2番]ジュエラー
5着 ▲[5番]レッドアヴァンセ
7着 △[4番]パーシーズベスト
9着 注[8番]デンコウアンジュ

4角を5番手辺りで回ってきた○?カイザーバル。
最後の直線では一旦先頭に立ち、そのまま行き切れる勢い。
『今日は…イケる!』と。

が、その直後を?パールコードと?ヴィブロスがガッチリとマーク。
まぁ、結果この2頭にゴール直前で交わされちゃうワケなんすけどね(汗)

今日の敗因は予想冒頭に書いたとおり、「ローズS組」か「紫苑S」かの見極め。
それと、△?パーシーズベストの項目で書いた
『(紫苑S組で買うなら「負けた馬」からが鉄則!)』
の2着馬と5着馬でのワンツーフィニッシュ。

でも、これで秋華賞TRの位置付けが変わるとも思えんな。
やっぱ、王道は『ローズS』だって。

たぶん来年も同じことで悩むよ。

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