2017年 朝日杯フューチュリティステークス(G1)【あてたろう】予想とレース回顧【的中】

的中したレース G1レース

今日のあてたろう予想!

阪神の外回り1600mになって既に3年。
その3年を振り返ると、いずれも上がり上位2頭でのワンツーフィニッシュ。
ちなみに先週の阪神JFのラッキーライラックもメンバー最速の上がり3F33秒7で快勝。
このコースでは「後半の決め脚」を重視したい。

そんなオレの予想は…。

◎[1番]ダノンプレミアム
デビュー前から好調教を連発、注目を集めていた一頭。
新馬戦は残り1000mから早仕掛けの馬に付き合うようにスパート、後半5Fを58秒4の速い上がりでまとめて2着馬に「4馬身差」の圧勝だった。
2戦目にはサウジアラビアRC(G3)を選択、一気の相手強化に初の東京遠征と課題は多かったがアッサリと結果を出した。
独特の前脚を大きく振り上げる対空時間の長いフットワークで東京の直線を一気に駆け抜けた。
その勝ちタイムも秀逸、2014年いちょうS(OP)でクラリティスカイが記録した時計を0秒5も更新するレコードタイムだ。
これを「稍重」でやってのけたのは並みの2歳馬にはできない芸当だ。
死角らしい死角は見当たらない!

◯[2番]フロンティア
前走のデイリー杯2歳S(G2)は単勝2.4倍で1番人気の支持を受けたが、結果は勝ち馬と0秒6差の4着敗退。
同馬は当時、既に重賞ウイナー(新潟2歳S勝ち)であり、本賞金が1950万と十分な賞金を保有していたことから「先々のレースを見据えた」競馬の内容。
鞍上の岩田も敢えて経験を積ませようと手綱を引っ張りながら押さえ込むカタチ、内容重視でトライアル的な走りを試みていたようだ。
レース中のアクシデントもあり、3角過ぎで前方にいたメガリージョンが「パンク」して接触、弾き飛ばされる不利。
この4着敗退が人気急落の要因(10:00時点で6番人気)なら、迷わず買いだ。
自在に立ち回れる2番枠とパフォーマンスを上げる条件は揃っている。
岩田も渾身の勝負乗りで攻めてくる!

▲[10番]ステルヴィオ
前走のサウジアラビアRC(G3)1分33秒0のレコード決着。
勝ち馬は1番枠方面にいるダノンプレミアムだが、同馬は0秒3差の2着でも「負けて強し」の内容。
新馬戦の1800mを使用した後の距離短縮、外めの枠で道中も後方からのカタチ。
結果的にこの位置取りが裏目に出て、最後まで囲まれたまま動くに動けず、直線を向いた時点で未だ最後方。。。
ラスト400m標識の手前ででようやくエンジン全開!勝ち馬をも凌ぐメンバー最速の上がり33秒5で追い込んだ。
が、そりゃさすがに厳しいわ。
主戦だったルメールは藤沢厩舎に義理立てしたのかは定かではないが、デムーロ弟にスイッチ。
距離が伸びても良さそうなタイプ、現時点での完成度は高いぞ!

注[5番番]ケイアイノーテック
この世代最初の新馬戦勝ち馬。
今回と同じ阪神マイル戦、好位から直線は楽に抜け出して2馬身差をつける快勝劇だった。
前走のデイリー杯2歳S(G2)は5ヶ月半ぶりの実戦かつ初重賞。2番枠のフロンティア同様、道中で故障した馬の煽りを受けて接触する不利もあったことを考えれば悲観する内容ではない。
休み明けをひと叩きしたことで状態は急上昇!直前の坂路追いも好時計、もちろん自己ベスト。
レースセンスも良く、スッと好位を取れる脚、馬混みにも動じない精神力も持ち合わせている。
母父スマーティジョーンズはデビューから8連勝で米2冠を制した逸材、仕上がり早で2歳戦に向く血統だ。
好配当の使者に抜擢する!

△[3番]タワーオブロンドン
名伯楽「藤沢和雄」と「C・ルメール」のコンビは今年の定番。
初戦こそ逃げ切りを決めたが、2戦目のクローバー賞は出遅れて後方からの競馬。
4角で大外をマクリあげて一気に上昇、早めに抜け出したところをダブルシャープに逆に差し込まれてしまった。
「スピードは十分あるが、クラスが上がると途中で脚を使うと厳しくなる」と。
要は持ち味のスピードを途中で使いきってしまっていたという事、それを受けて前2戦の「ききょうS」「京王杯2歳S」では終い重視の競馬に徹してきた。
そこでアッサリ2連勝と結果を出してきたのが同馬の適応能力の高さであり、奥の深さだろう。
しかし、不安材料もゼロではない。距離延長とゴール前の急坂が待ち構える阪神コースへの対応と終いの脚が鈍る可能性も考えておく必要がある。
シェイク・モハメド殿下、悲願のG1戴冠なるか。

【3連複5頭BOX】
[1番][2番][3番][5番][10番]

勝馬投票の購入および資金配分は自己責任です。
関連する事項によって生じた如何なる損害についても、当局は一切の責任を負いません。

結果は…。
1着 ◎[1番]ダノンプレミアム
2着 ▲[10番]ステルヴィオ
3着 △[3番]タワーオブロンドン
4着 注[5番]ケイアイノーテック
8着 ◯[2番]フロンティア

冒頭の前書きで記載した通り、「後半の決め脚」がある馬でのワンツーフィニッシュ。

できることなら?ケイアイノーテーックにはあと一完歩詰めて?タワーオブロンドンを交わして欲しかった。
???「7倍」→???「27倍」とハナ差でこの差はデカイ…。

???を買うなら「1点」で仕留めないとダメなレベルだろ。
これで10点とか買ってるようでは…。

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