現代の日本競馬を席巻しているSS系種牡馬の争い。
この時期の3歳牝馬にとって、未知の距離となる2400mを克服できるスタミナを重視したい。
【ディープインパクト産駒】
SS系の最良種牡馬で5頭が出走予定。
3年連続で連対馬を輩出し、自身も現役時代にダービーを制しており、舞台適性は申し分ない。
?コンテッサトゥーレ
祖母スキーパラダイスは仏GIムーランドロンシャン賞の勝ち馬。
半兄に皐月賞馬キャプテントゥーレ(父アグネスタキオン)と母系の質は非常に高い。
母の父は東京2400mに強いトニービンで、その血がスタミナも補充する。
?クルミナル
母クルソラは芝2000mのG1を2勝したアルゼンチンの3歳女王。
母系はスタミナに優れ、大舞台向きの底力も備える。
?ミッキークイーン
母ミュージカルウェイは仏G2を1勝、G3を2勝。
スピードの持続力に長け、距離の融通が利く。
【マンハッタンカフェ産駒】
SS系ステイヤーで中長距離が得意。
?ルージュバック
母ジンジャーパンチがBCディスタフなど米GI6勝を挙げた米古牝馬チャンピオン。
底力はもちろん、スピードの持続力もかなりあり、距離延長は心配ない。
?クイーンズリング
伯母にG1仏1000ギニー馬のトレストレラがおり、母系はややスピード寄りだ。
【ステイゴールド産駒】
?ココロノアイ
桜花賞、オークスを制したマックスビューティを3代母に持つ。
祖母マックスジョリーは牝馬2冠でともに3着でクラシックに縁が深い。
?キャットコイン
叔父にジャパンCなどG1を3勝挙げたゼンノロブロイがいる。
母系の底力も豊富だ。
SS以外の父系
【キングカメハメハ産駒】
?レッツゴードンキ
母マルトクはダートの短距離馬だったが、一族からエリザベス女王杯優勝馬クィーンスプマンテが出ており、距離をこなす下地はある。
コメント