あてたろうです。
先日、「日刊ゲンダイ」に掲載されていた記事を抜粋します。
(記事を書かれた方のお名前がなかったので…。)
たぶん、レース前にこの記事をしっかり読んでいたら「モーリス」を買わずにはいられなくなったと思いますよ。
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デュレン、マックイーン、パーマーといえば「メジロ」の冠名でお馴染みの競走馬。
1970年代から90年にかけて数多くの名馬を生んだメジロ牧場は5年前、ファンに惜しまれつつ解散した。
今は「レイクヴィラファーム」として再スタートしているが、メジロ牧場のDNAは競馬界にしっかりと受け継がれている。
実は昨日の天皇賞(秋)には「メジロ牧場」に関わりのある馬が2頭いたのだ。
その1頭は「サトノノブレス」
メジロ牧場名義で生産されたラストイヤーの産駒だ。
もう1頭の関連のある馬が「モーリス」だ。
生産した「戸川牧場」の二代目、戸川洋二代表は「メジロ牧場」で競走馬の生産や育成の技術を磨いたホースマン。
その後、戸川牧場にメジロ牧場の繁殖牝馬が仲間入りすることになる。
モーリスの母「メジロフランシス」だ。
フランシスは一時代を築いた繁殖牝馬メジロボサツに繋がる有力な血筋ながら、メジロ牧場には同系牝馬が多く、戸川牧場に譲られたらしい。
【馬は愛情を持って接すれば、いつかいろいろな形で恩返ししてくれる】
とは メジロ牧場の創業者・故北野豊吉さんの言葉らしい。
家族経営の牧場に「モーリス」が初G1勝利をもたらしたのはまさに”メジロドリーム”。
昨日の天皇賞(秋)制覇により、G1勝利数を更に「5」に伸ばした。
凱旋門賞馬より高い世界ランクなのは間違いない。
故北野豊吉氏は生前から天皇賞制覇に執念を燃やし、メジロ牧場は「長距離のメジロ」と世間に知らしめる。
現に春秋共に3頭の天皇賞馬を生んでいる。
しかし、天皇賞(秋)が2000mに短縮された1984年以降、メジロの優勝馬はいなかった。
そのメジロDNAを引き継いだモーリスが「マックイーン」の無念を晴らした格好だ。
府中の杜でメジロ牧場の”もうひとつのドラマ”を見る事ができた。
以上(私の感じた事も含めて書き足した箇所もあります)