今日のあてたろう予想!
先週、東の毎日王冠(G2)に西の京都大賞典(G2)が終了。
古馬G1を占う秋の始動戦は共に「スローペース」でキレ味勝負となった。
こうなると、キングカメハメハやハーツクライ産駒よりも…。
やはり、ディープインパクト産駒に軍配が上がる確率が高くなるのも当然な成り行きか。
とは言え、次も同じ結果になるとは限らない。そんなレース展開だった。
そんなオレの予想は…。
◎[14番]ディアドラ
ハービンジャー産駒は芝の重賞で未だ「6勝」しかしていない。
しかし、そのうち「5勝」は2000mでのもので、この2走はHTB賞(OP)→紫苑S(G3)と連勝。
同馬のことを知り尽くしていた主戦の岩田は「ファンディーナ」を選択したことで鞍上はルメールにスイッチされた。
2015年のデータだが、ルメールは京都2000mで(9.5.2.3)の連対率7割3分7厘。
ちなみに今年2017年の現時点のデータは(3.4.2.1)と連対率7割ジャストだ。
G1でテン乗りは決してプラスではないものの、このコースでこの鞍上なら全て相殺されていい。
押せ押せで使ってた春とは明らかに違うぞ!
◯[16番]ファンディーナ
前哨戦のローズS(G2)は1番 人気で6着…。
残り1Fで後続に一気に飲み込まれてしまった。
それでも直線を向いた時点では「勝てる!」と思わせる手応えの良さだった。
陣営としても「急仕上げかな?」と戦前で言っていた。
馬体重はプラス22kgと太め残り?「成長分を差し引いても…。」緩さは残っていた。
この2点から、あの敗戦には情状酌量の余地はあるか。
直線がフラットに替わるのは歓迎、キレで勝負するタイプではないので雨馬場でも大きな減点材料にはならない。
「先週の怪物娘」は不発に終わったが、「今週の怪物娘」は如何に。
オレは復活を信じる!
▲[7番]リスグラシュー
阪神JF(G1)2着、桜花賞(G1)2着とG1で2着が2回と実績十分、足りないのはタイトルだけ。
陣営としてもラスト1冠の秋華賞は譲れない意気込みだろう。
秋初戦ローズS(G2)は久々もあって、追われてからの反応がイマイチ鈍く、4角15番手から差し遅れながらの3着。
最後まで諦めることなく突っ込んできた脚力に実力を再認識させられた。
前走は減った馬体を戻しながらの調整、プラス4kgでも中身が伴っていなかったが今回は違う!
デビューから(2.3.2.1)と常にトップレベルで走りながら、どんな条件でも上位争いに加われる堅実さ。
今回のメンバーで最も不安要素が少なく、混戦であればあるほど「安定感」のある同馬を買いたい。
トライアル3着馬には気をつけろ!
注[4番]モズカッチャン
ファンディーナ同様、前哨戦のローズS(G2)では馬体重プラス14kgと「次走」を意識した仕上げ。
前回はパドックでもイレ込みがキツく、あの時点で「終わっていた」のかもしれない。
一度叩いたことで明らかに上昇ムード、「ガス抜きができて前走とは馬体張りが違う!」と陣営。
叩き良化型で体幹がしっかりした馬体、馬力もあって多少の雨ならこなせるだろう。
イレ込み対策も万全でオークス時でも着用した「リップチェーン」を着用予定、パドックは「2人引き」で臨むそうだ。
オークス(G1)2着の実績からも一変は可能、巻き返しはある!
△[11番]ミリッサ
春の牝馬クラシック路線に乗りそこなった同馬。
3月のチューリップ賞(G3)は4着、そのレースでは3着馬がリスグラシュー、5着馬がローズS(G2)で伏兵扱いだったカワキタエンカ。それ等に僅か「0秒1差」だ。
3勝目を挙げた有松特別(1000万下)は1600mの走破タイムは「1分32秒7」のレコード駆け。
その戦績は今回のメンバーに入っても決して見劣りしない。
前走のローズS(G2)では13番手辺り後方からの猛追も及ばず、勝ち馬ラビットランには0秒4差まで。
コース、位置取りと若干チグハグな判断をした鞍上のアクセルの踏み遅れだろう。
オークス馬の姉「シンハライト」は昨年、屈腱炎でこのレースを直前で断念、引退した。
叶わなかった姉の無念を妹が晴らす!
【3連複5頭BOX】
[4番][7番][11番][14番][16番]
関東馬は「アウェーの洗礼」を受ける確率が高い。
人気の裏に不安要素も多い[1番]アエロリットはバッサリ消し。
勝馬投票の購入および資金配分は自己責任です。
関連する事項によって生じた如何なる損害についても、当局は一切の責任を負いません。
結果は…。
1 ?着 ◎[14番]ディアドラ
2 ?着 ▲[7番]リスグラシュー
3 ?着 注[4番]モズカッチャン
8 ?着 △[11番]ミリッサ
13着 ◯[16番]ファンディーナ
思い切ってバッサリ消した?アエロリット。
「関東馬はアウェーの洗礼を受ける」のとおり、掲示板に1頭も載らず。
◯を献上した?ファンディーナ、まさかの13着。
いやいや負けすぎだろー。
良馬場だったら、また全く違う決着だったかもな。