2017年 ヴィクトリアマイル(G1)【あてたろう】予想とレース回顧

あてたろうの競馬予想結果 G1レース

今日のあてたろう予想!

古馬の牝馬限定のG1戦、秋のエリザベス女王杯と同様に古馬牝馬にとっては大目標のレースだ。
昨今の競馬界では「スピード志向になりつつある」ことを考えると、「2200mのエリ女」より「1600mのヴィクトリアM」の方が繁殖牝馬としての価値を高めるレースとなっているようだ。
また、一昨年の2015年には5番人気→12番人気→18番人気の衝撃決着。
3連単「2070万5810円」というG1史上最高配当が記録されたレースとしても有名だ。

そんなオレの予想は…。

◎[11番]ミッキークイーン
昨年の2着馬。
「超」がつく高速決着でレコードタイムに0秒2差及ばず、ストレイトガールに2連覇を許した。
だが、3歳時に優駿牝馬と秋華賞の二冠を達成した地力は十分示した走りだった。
今年初戦だった前走の阪神牝馬S(G2)では重馬場をものともしない瞬発力で後続に0秒3差をつけて圧勝。
仮に昨日降った雨の影響が残ったとしても問題ないだろう。
ステップレースで生きのいい4歳馬を倒し、力の違いを見せつけた格好だ。
地力断然!昨年の雪辱を果たす!

◯[14番]レッツゴードンキ
母マルトクは1200mで3勝、1400mで1勝の短距離馬。
半兄のマルトクスパート(父アルデバランll)も地方の短距離で活躍している。
同馬も高松宮記念(G1)2着とスプリントG1でも勝負になる距離適性はこの母系から受け継いでいるのだろう。
加えて、ダービー馬のキングカメハメハはNHKマイルCも勝てる距離とコース適性を持っていた。
現にキンカメ産駒は東京芝マイルの通算成績が「37勝」と芝で最も勝っている舞台。
2015年の桜花賞(G1)勝ちから既に2年、もうひと花咲かせる!

▲[4番]ソルヴェイグ
スタートセンス抜群、行く気になれば1200mの重賞でもハナを奪える。
今回のメンバーなら単騎逃げは間違いなく、馬場のアドバンテージを十分に享受できる。
昨秋のスプリンターズS(G1)ではインで窮屈になりながら、勝ち馬とはタイム差なしの3着。
当時の2着馬「ミッキーアイル」は後にマイルCS(G1)を勝ち、その時の勝ち馬「レッドファルクス」は昨日の京王杯SC(G2)を貫禄勝ち。
その2頭は共に「牡馬」であり、実力的にも牝馬同士のココならG1勝ちにも手が届いていい。
人気のミッキークイーンとレッツゴードンキは恐らく末脚を生かすカタチの競馬だろう。
よって、レースの重心も後方に傾いて、逃げ先行へのマークは甘くなるに違いない。
川田を背に「ひとり旅」で粘りこむ!

注[3番]ジュールポレール
昨秋の10月末まで500万下でグダグダやってたとは思えないほどの急成長ぶり。
その500万下から3連勝で挑んだ前走の阪神牝馬S(G2)で3着と健闘。
当時の勝ち馬ミッキークイーンは今日も1番人気、それに対して0秒3差は立派だ。
これは力負けではなく、重馬場でノメっていた分、もうひと押し欠いたものだ。
それでも直線では一旦先頭に立つ見せ場をつくり、地力強化を示すには十分な内容だと言える。
2走前の「うずしおS」では好位から上がり32秒8の鬼脚で押し切り勝ち。
東京は今週からBコースに替わり、高速決着になりそうな気配だ。
前が止まらない馬場を生かし、直線で一気に抜け出す!

△[8番]クイーンズリング
前走の阪神牝馬S(G2)はミッキークイーンと人気を分け合い、2番人気の支持。
が、まさかの結果で「15着」と大惨敗。
勝ったミッキークイーンには「2秒2」も離される始末…最後は歩いたか?と思うほどだ。
当時は馬場も悪く、レース中に右前脚を落鉄するアクシデントがあったと。
既にこの時点で鞍上のミルコは「次走(今日のヴィクトリアM)」を考えて、ダメージを残さずに無理に追わなかったと噂されている。
前走はここ数戦の戦法とは真逆のテンに出して行くスタイル。
今日に向けた「試走的な」部分も見え隠れする。
現在5番人気なら要注意だ!

【3連複5頭BOX】
[3番][4番][8番][11番][14番]

勝馬投票の購入および資金配分は自己責任です。
関連する事項によって生じた如何なる損害についても、当局は一切の責任を負いません。
結果は…。
3 ?着 注[3番]ジュールポレール
5 ?着 ▲[4番]ソルヴェイグ
6 ?着 △[8番]クイーンズリング
7 ?着 ◎[11番]ミッキークイーン
11着 ◯[14番]レッツゴードンキ

◯?レッツゴードンキは負けすぎ。
近4戦はオール連対、常に馬体を増やして結果を出してきた馬。
輸送を考慮しても、今日の10kg減は響いたか。
かつ、1200mまで距離を短縮していった結果、再度の距離延長。
ましてや東京マイルの外枠はしんどい。
◎?ミッキークイーンも同様に1600mだと勝負どころでモタモタする。
最後はデンコウアンジュにシメられて嫌気がさしてヤメた感じ。
アドマイヤリードは一昨年までは松田博厩舎に在厩。
定年解散に伴って須貝厩舎に移籍、「牝馬のマツパク」といわれていたのをレースの後に思い出したわ。
おまけに引退直前まで手綱をとっていた「幸四郎」が「みんなの競馬」で解説してたのも何かの縁なのか。

今日は仮にアドマイヤリードを買ったとしても、ここでデンコウアンジュは買えない。

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